頭部を適切に保護し、安全性と快適性を確保するために、各種調節システムでヘルメットの適切なフィッティングを正しく行ってください。ストラップは耳にかからない位置に調節し、各種調節システムでフィッティングを正しく調整してからバックルを閉めます。この時、ヘルメットがきつすぎないか、また前後に大きく動くほど緩くないか、必ず確認をしてください。横から見たときにヘルメットが水平になっているのが正しいかぶり方です。ヘルメットが上向きすぎたり、反対に下向きすぎたりしないように着用してください。(図1を参照)
図1
正しいかぶり方
横からみたときにヘルメットが水平になるようにかぶってください。
図2
誤ったかぶり方
ヘルメットが下向きすぎる。
ヘルメットが上向きすぎる。
フィッティングシステムで調節
ストラップのバックルを外し、後部にあるサポート部分を大きく下方に引き出してください。サポート部分のダイヤルを回転させるか、ダイヤルの左右にあるレバーを動かして適切なサイズ調節してください。ダイヤルを時計回りに回すと締り、反時計回りに回すと緩みます。(図2を参照)
※サポート部分の角度が変えられるヘルメットの場合は、サポート部分が後頭部に対して直角に当たるよう角度を調節してください。(図3を参照)
図2
時計回り:締まる(+) 反時計回り:緩む(-)
図3
サポート部が後頭部に対して直角に当たるように角度を調節してください。
続いてストラップの一方を反対側のバックルにカチッと音がするまで差し込んでください。(図4を参照)
ストラップを引っ張り、しっかりとバックルに差し込まれていることを確認してください。ヘルメットが頭にしっかりフィットするよう、ストラップの長さを調節してください。この時ストラップが垂れ下がらないよう、端についているゴムのリングを使用してください。
※ストラップにデバイダーが付いているヘルメットの場合は、デバイダーをストラップに沿って動かし、適切な位置に調節してください。(図5を参照)ヘルメットを脱ぐ際には、バックルの両側のボタンを同時に押してバックルを外してください。(図4を参照)
図4
図5
こちらもご覧ください。
Global Cycling Network - How To Fit & Adjust A Cycle Helmet
ヘルメットのフィッティングと調整の方法について